ベルベル人の歌と踊り会場 |
夜になるとベルベル人の音楽と踊り、なるアクティビティがあります。
演奏を聴くだけではなく、ツアー参加者も踊りに参加するよう求められるアクティビティです。
音楽は、マラケシュで聞いたアフリカ音楽とある意味似ていて、打楽器とシンプルな弦楽器中心であり、西洋音楽のように正確な音階とかは求めないタイプです。
その音楽をベースに、さらにステップを適当に踏むだけのシンプルな踊りでみんなで乗っていきましょう、ってのがベルベル人の音楽と踊りのようです。
まあ、こういうシンプルな音楽と踊りの方が帰って心に響くというのは経験上わかる気がします。
これを火を囲んでやります。一種のキャンプファイアーですね。
かつて子供会活動でみんなで歌って盛り上がったのに近いものを感じました。
このベルベル人の踊りも音楽も、モロッコ人のしつこさが反映されているのか非常に長いです。もういいよと思ってから3倍ぐらいやります。
間寛平ギャグにしてもそうですが、しつこく押し売りしてくるってのはモロッコ人スタイルなんですかね?笑うまでいくらでも押していく、ドキュメンタルのハリウッドザコシショウに通じるものがあるなと思いました。
しかも長時間集中してやっているわけでもなく、曲と曲の間に演奏者同士による謎のディスカッション(というか雑談?)が行われ、その間も全く緊張感無くギターや太鼓が指の癖でムダな音をグチャグチャ鳴らしており、私のようなベルベル人文化の理解に乏しい者からするとアンプロフェッショナルな印象を受けましたが、まあそう言う物なのでしょう。
あとは、私たちをここまで2日間率いてくれたツアーガイドも演奏団に加わって一番大きい太鼓をたたいていました。
これも仕組みがよくわからんがそう言う物なんでしょう。別のガイドの日は太鼓は誰が演奏するんだろう。太鼓が一人減っても成り立つってことかな。
さて、この踊りは全員参加型なので、軽い踊りをみんなさせられているわけですが、とにかく延々とやるし終わりが見えないのもあって、イタリア人(さっきイラついていた人とは別の人)は「もういいだろ」って感じで早めに離脱してました。ティナ・ターナー似のイギリス人も離脱したそうだけどなんか耐えてました。そういうシャイな西洋人もいるんだね。
私もせっかくなので最初は頑張りましたが途中離脱。ベルベル人の音楽と踊りは屋外でやっているし、夜になって砂漠はどんどん寒くなってくる(外気温5度くらいだった模様)し、足も冷え睡眠にも影響しそうなんで。
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