タンネリ・ショワラ 撮らなかったが汚水に浸かって作業している人もいる |
タンネリ・ショワラ |
タンネリ・ショワラ |
タンネリ・ショワラ 正面に見える階段、柵・手すり一切ないけど、 普通に作業者が行き来している。 こんなヒヤリ・ハットだらけの現場は絶対裏で事故起きてるはず。 |
タンネリ・ショワラ |
タンネリ・ショワラ |
と言う感じで、客引きと嘘つきな村人を無視しながらタンネリ・ショワラ(皮なめし工場)へ。
GPSでたどり着いたのですが、入り口で止められて入場料40ディルハム(600円程度)払いました。
男が、わけわからないプラスチックカードをかざして「私がセキュリティでございます」などと言いつつ私の前に立ち塞がってきました。先のエントリの「Official」同様、こいつの立場の正当性とかまったく怪しい(というか全く無いだろう)とは思われますが、入れてくれないんじゃしょうがないので払いました。
お会計も大変不明瞭で、「入場料はお前が決めろ(As you like)」みたいな感じだったんで、20ディルハム払おうとしたら「100よこせ」と言ってきたので、もう面倒くさくなり20を取り返して出ようとしたら、相手も妥協してきた。最終的には40で決着。
交渉プロセスが不快だが、まあ600円くらい何でもいいですわ。
感想としては、入る前、近くに来た段階でかなり臭いです。
中に入るとより臭く、私は10分くらいでクラクラしてきました。
汚水に浸かって作業している人もいます。
通路の階段の安全性も最低。日本のメーカー2社で働いた経験からすると、日本の工場の安全管理では絶対にあり得ないです。
一応伝統的な手法らしいけど、これは職人が誇りをもって熟練の技法で仕事をしているとかいうタイプの職場ではなく、単に人間が機械より安いから昔ながらのやり方でやっているだけ。
親族がここで働いていたら、「しばらく面倒見てやるからすぐ辞めろ」と言いたくなるような職場です。
こんな超絶ブラック労働現場を金取って見世物にしているというのもなんかすごいですね。
この国に人権意識とかが根付くのは遠い未来な感じがします。
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